家計から、無理なく返していける金額を計算することができます。

方法は簡単です。以下のように計算して見てください。

1.現在の家賃+管理費+駐車場代を計算

2.住宅用に毎月積み立てている金額を計算(教育資金や老後資金などの住宅購入以外の目的の貯蓄は除く)

3.購入後の住居費を見積もる(固定資産税・都市計画税、管理費・修繕積立金)

4.1+2-3が無理なく返済できる額

例えば、
1(現在の家賃総額)が13.5万円、
2(住宅用の毎月の積立額)が2万円、
3(購入後の月額費用の概算)が2.5万円なら、

13.5万円+2万円-2.5万円=月返済額13万円となります。

無理のない返済額

ゆとりを持ったローンが大事

購入後は、住宅ローン以外にも住居費がかかります。

一戸建ての場合は管理費と修繕積立金はかかりませんが、
修繕が必要になる将来に備え、積み立てていくことをお勧めします。
物件や地域によっても異なりますが、月1~1.5万円が目安です。

月返済額13万円、期間35年、変動金利で借りる場合を見てみましょう。

まずは、全期間固定金利1.6%程度で見積もります。
この場合、借入上限額は4,246万円になります。

4,246万円を変動金利0.625%で借りると、毎月の返済額は112,582円になります。
13万円との差額の17,418円は、金利上昇時の備えとして、
きっちりと確保していくことをお勧めします。

今は返済に無理がなくても、将来も同じ状況とは限りません。
子どもが大きくなれば、教育費の負担も増えていきます。

長期間の返済になるので、
健康状態や転職による収入減など不測の事態も想定し、
ゆとりを持ったローンを組むことが大切です。

完済年齢も意識する

35年返済でローンを組み、繰上返済で退職前に返したいところです。

例えば35歳で35年ローンを組んだ場合、返し終わる年齢は70歳。
65歳まで働ける環境が整ってきたとはいえ、
60歳以降の収入は退職直前に比べて半減してしまうことも珍しくないですね。

退職金のかなりの金額を返済に充ててしまうと、
老後の生活費の原資が減ってしまいます。

定年までの完済は必須ではありませんが、
通常老後は貯蓄を取り崩して生活していきますので、
定年時のローン残高を確認することもしてみてください。

これが厳しいようなら、そもそも借り過ぎです。
最初の毎月の返済額を下げる(=物件価格を下げる)ことも要検討です。