いくらまでの住宅ローンを借りるのが適正か気になりますよね。
適正な借入額と借りることができる金額(=借入可能額)は違いますが、まずは簡単な方法で、いくらまで借りられるかをチェックしてみてください。

銀行は色んな審査をしますが、返済負担率というモノサシを使い、年収から貸しても良い金額を形式的に計算します。それと同じ結果を事前に知っておくと一つの目安になりますよ。

借入可能額はこのページで簡単に計算できます。
https://www.saveinfo.or.jp/tool/sikin/menu/
「知るぽると」というサイトで、他にも色んな暮らしのお金に関する情報がありますので、興味があればぜひご覧になってください。

借入可能額を計算しよう

サイトにアクセスしたら、「資金プランしっかりシミュレーション」の「借入限度額シミュレーション」をクリックします。
下から2番目ですね。

必要項目を入力していきます。
毎月返済可能額 →以下を参考に、毎月の返済額を入力します。

年収別の返済負担率を使って毎月の返済額を計算します。
民間銀行の場合(よくあるケース)
300万円以下 25%
400万円以下 30%
600万円以下 35%
600万円超  40%

フラット35の場合
400万円未満 30%
400万円以上 35%

借りる人の年収が600万円、民間銀行で借りる場合、返済負担率は35%です。
600万円×35%÷12ヶ月=175,000円

ボーナス月加算可能額 → 借入可能額を見るため、ここでは0を入力します。

返済期間 → 返済できる年数(まずは35年、80歳-自分の年齢-1が35年以下ならその期間)
返済方法 → 元利均等返済
借入金利 → 銀行ローン(変動または期間固定)なら4%、フラット35の場合はその時の金利+0.36%(団信の保険料を加算し、2015年6月現在は1.9%)、銀行ローンでも全期間固定金利ならその時の金利+0.2%(保証料を加算)で計算します。

入力後に「計算する」をクリックすると借入可能額が表示されます。
上記の例の場合、3,952万円と出ました。毎月175,000円も返すの!?と思いますよね。もっともです。まだ続きがありますので、まずは次の試算を行ってみてください。

毎月の返済額を計算しよう

「資金プランしっかりシミュレーション」に戻り、「借入返済額シミュレーション」をクリックします。「借入限度額シミュレーション」の一つ上です。

借入元金 → 先ほどの計算結果を入力します。3,952万円でした。
うち ボーナス返済分 → 0を入力します。
返済期間 → 先ほどと同じです。
返済方法 → 先ほどと同じです。
借入金利 → 2%を入力。「初回から」のみに入力してください。

130,915円と出ました。
まずは全期間固定で借りた場合を想定します。
次に金利だけ変えて入力してみてください。
例えば変動金利0.775%なら、107,463円になったと思います。
変動で借りる場合でも、全期間固定との差額23,452円(130,915-107,463)は確保していく必要があります。

無理のない返済額も知っておこう

この2つの金額が妥当かどうかは以下で確認してみてください。
返済額から考える無理のない住宅ローンの返済額

如何ですか?
年収600万円で3,952万円の借入は、恐らく多く感じることでしょう。
その感覚は間違っていません。以下におよその目安がありますのでご参考にしてみてください。
適正な住宅ローン金額の目安を知る

借入可能額は銀行が貸しても良いとしている形式的な判断基準ですので、安全な借入額ではありません。無理のない資金計画を立てるときは返済額から計算した方を目安にすると良いですよ。