いくらまでの住宅ローンを借りるのが適正か気になりますよね。

ほとんどの人が人生で一番大きなお金を払うので、本当に買っても大丈夫なのか、不安は尽きないと思います。

住宅を買うときには不動産以外に色々な費用がかかりますし、全体的な購入予算を知りたいと思うのは当然です。

住宅ローンの適正額って?

いくらまでの家を買えるのか?
これをもう少し細かく分けると、

・購入後も安心できるムリのない予算
・頭金をどのくらい出せば良いのか
・住宅ローンをどのくらい借りるのが適正なのか
・ローンの借り方をどのようにすれば良いのか
・どこの金融機関で借りれば良いのか

などがあります。

多くの人が多額のローンを借りるわけなので、いくらまでの家が買えるのか≒住宅ローンをいくらまで借りるのが良いのか、となるケースが多いかと思います。

どのくらい借りてよいかは、ネットでローンを比較してもわかりません。
業者やアフィリエイトなどが作っているサイトでは、誘導したい銀行がありますので、必ずしもあなたに合ったローンとは限らないのです。

なので、ローンを見る前に、まずはどのくらい借りられるか自分で判断するための基準を持つことが必要です。

適正な借入額と借りることができる金額(=借入可能額)は違いますが、まずは簡単な方法で、いくらまで借りられるかをチェックしてみてください。

銀行はいろんな審査をしますが、返済負担率というモノサシを使い、年収から貸しても良い金額を形式的に計算します。

負担率の割合や審査に使う金利は違ってきますが、同じ方法で計算すると住宅ローン適正額の目安になりますよ。

借入可能額はこの「知るぽると」というサイトで簡単に計算できます。
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/sikin/menu/

住宅ローンの適正額を計算しよう

では住宅ローンの適正額の計算方法を紹介していきますね。

サイトにアクセスしたら、「資金プランしっかりシミュレーション」の「借入限度額シミュレーション」をクリックします。
下から2番目ですね。

必要項目を入力していきます。
毎月返済可能額 →以下を参考に、毎月の返済額を入力します。

年収別の返済負担率を使って毎月の返済額を計算します。
適正な範囲は、だいたい20%~25%です。

多めの25%で見てみましょう。
年収が700万円の場合で計算してみます。

毎月返済可能額 → 700万円×25%÷12ヶ月=145,833円
ボーナス月加算可能額 → 借入可能額を見るため、ここでは0を入力します。

返済期間 → 返済できる年数(まずは35年、80歳-自分の年齢-1が35年以下ならその期間)
返済方法 → 元利均等返済
借入金利 → 変動または期間固定なら3%、全期間固定またはフラット35の場合はその時の金利です。

入力後に「計算する」をクリックすると借入可能額が表示されます。

金利3%、35年返済で3,789万円と出ました。

全期間固定の場合はどうでしょうか。
現在の金利を勘案し、1.5%程度で見てみます。
同じく35年返済で4,762万円と出ました。

年収700万円で4,762万円の借入は、恐らく多く感じることでしょう。
実際そのとおりで、単に金額だけ見た場合は明らかに借り過ぎです。

ただ、今後の給料の伸びが期待できる場合や、夫婦の働き方が変わって世帯収入が上がることが想定される場合などは、適正な範囲に収まっている可能性があります。

その辺りは柔軟に変更してみてください。

毎月の返済額を計算しよう

「資金プランしっかりシミュレーション」に戻り、「借入返済額シミュレーション」をクリックします。「借入限度額シミュレーション」の一つ上です。

借入元金 → 先ほどの計算結果を入力します。3,789万円でした。
うち ボーナス返済分 → 0を入力します。
返済期間 → 先ほどと同じです。
返済方法 → 先ほどと同じです。
借入金利 → 1.5%を入力。「初回から」のみに入力してください。

116,013円と出ました。
まずは全期間固定で借りた場合を想定します。

次に金利だけ変えて入力してみてください。

例えば変動金利0.625%なら、100,464円になります。
変動で借りる場合は、将来の金利上昇を想定します。

たとえば金利が2%上がって2.625%となった場合との差額、37,542円(138,006-100,464)程度上がっても問題なく返せるよう、その分の貯蓄は確保していきたいところです。

頭金や年収別の適正な返済額も知っておこう

 

だいたいの目安がわかったかと思います。

ちなみに、借入可能額は銀行が貸しても良いとしている形式的な判断基準ですので、安全な借入額ではありません。無理のない資金計画を立てるときは色々な面から計算したいところです。

以下も参考にしてみてください。

頭金がどのくらいが良いのか知りたい場合はこちらをどうぞ。
住宅購入時の自己資金(頭金)の正しい計画方法

この2つの金額が妥当かどうかは以下で確認してみてください。
返済額から考える無理のない住宅ローンの返済額

年収別の住宅ローン適正額や、銀行の返済負担率の計算方法も紹介しています。
適正な住宅ローン金額の目安を知る

みんながいくらの不動産を、どの位のローンを組んで買っているかがわかります。
住宅ローンがある世帯の収入と借入額と返済額はどのくらい?

無理のない資金計画を立てるときは、しっかりとライフプランを立てることが欠かせません。