いくらの家なら買えるのか、気になりますよね。

ほとんどの人が人生で一番大きなお金を払うので、
本当に買っても大丈夫なのか、不安は尽きないと思います。

住宅を買うときには不動産以外に色々な費用がかかりますし、全体的な購入予算を知りたいと思うのは当然です。

いくらまでの家を買えるのか?
をもう少し細かく分けると、

・購入後も安心できるムリのない予算
・頭金をどのくらい出せば良いのか
・住宅ローンをどのくらい借りるのが適正なのか
・ローンの借り方をどのようにすれば良いのか
・どこの金融機関で借りれば良いのか

などがあります。

まずは全体的な予算ですが、こちらを参考にしてください。
年収別借入限度額

【頭金はどのくらい入れれば良いのか】

まずは頭金を見てみましょう。

低金利の現在、頭金なしでも住宅ローンを組めます。
ただ、それでは借入額が多くなるので、金利や家計の状況も踏まえて判断します。

昔は頭金の目安は2割とされていましたが、それは今よりも金利が高かった頃の話です。
今は低金利ですので必ずしも2割の必要はありません。
住宅ローン控除もあるので、こちらを活用しつつ繰上返済でコントロールするのがベターです。

頭金以外にも、諸費用が必要になります。
新築や中古、マンションや注文住宅などで違いますが、新築マンションの場合は物件価格の3%~5程度、注文住宅の場合で10%程度がだいたいの目安。

中古マンションは5~7%、中古戸建は5~10%ぐらいを目安としておくと良いかと思います。

諸費用もローンに含めることはできますが、借入額が多くなりますし、諸費用の分は金利が高くなったりしますので、できれば現金で支払いたいところです。

頭金と諸費用を出し過ぎて手元の現金が少なくなり過ぎないよう、少なくとも200万円程度か、6ヵ月分程度の生活費は残すようにしたいところです。小さな子どもがいる場合、できれば1年分ぐらいは欲しいところです。

手元の現金は、引っ越し代や家具・家電の買い替えも想定します。

頭金を多めに入れても返済負担が大きい場合、そもそも予算オーバーの可能性があります。
その場合、物件自体を再度検討した方が良いかもしれません。

併せてこちらもどうぞ。
住宅購入時の自己資金(頭金)の正しい計画方法
住宅購入時の諸費用ってどんなものがあるの?

【どのくらい借りれば良いのか

次はどのくらいのローンが適正か、です。

どのくらい借りてよいかは、ネットでローンを比較してもわかりません。ローンを見る前に、まずはどのくらい借りられるか、自分で判断するための基準を持つことが必要です。

買った後の生活もきちんと考えた適正な借入額と、銀行が設定する借りることができる金額(=借入可能額)は違います。

まずは簡単な方法で、いくらまで借りられるかをチェックしてみてください。

銀行は色んな審査をしますが、返済負担率というモノサシを使い、年収から貸しても良い金額を形式的に計算します。それと同じ結果を事前に知っておくと一つの目安になりますよ。

借入可能額はこのページで簡単に計算できます。
知るぽると 資金プランシミュレーション

併せてこちらもどうぞ。
適正な住宅ローン金額の目安を知る

【具体的な計算の仕方

では借入可能額の計算方法を紹介していきますね。

「資金プランしっかりシミュレーション」の
「借入限度額シミュレーション」をクリックします。
下から2番目ですね。

必要項目を入力していきます。
毎月返済可能額 → 以下を参考に、毎月の返済額を入力します。

年収別の返済負担率を使って毎月の返済額を計算します。
適正な範囲は、だいたい20%~25%です。

多めの25%で見てみましょう。
年収が700万円の場合、700万円×25%÷12ヶ月=145,833円

ボーナス月加算可能額 → 借入可能額を見るため、ここでは0を入力します。

返済期間 → 返済できる年数(まずは35年、80歳-自分の年齢-1が35年以下ならその期間)
返済方法 → 元利均等返済
借入金利 → 変動または期間固定なら3%、全期間固定やフラット35の場合はその時の金利です。

入力後に「計算する」をクリックすると借入可能額が表示されます。
金利3%、35年返済で3,789万円と出ました。

全期間固定の場合はどうでしょうか。
現在の金利を勘案し、1.5%程度で見てみます。
同じく35年返済で4,762万円と出ました。

年収700万円で4,762万円の借入は、恐らく多く感じることでしょう。
実際そのとおりで、単に金額だけ見た場合は明らかに借り過ぎです。

ただ、今後の給料の伸びが期待できる場合や、夫婦の働き方が変わって世帯収入が上がることが想定される場合などは、適正な範囲に収まっている可能性があります。

その辺りは柔軟に変更してみてください。

続けて次の試算を行ってみてください。

「資金プランしっかりシミュレーション」に戻り、「借入返済額シミュレーション」をクリックします。「借入限度額シミュレーション」の一つ上です。

借入元金 → 先ほどの計算結果を入力します。3,789万円を入力。
       うち ボーナス返済分 → 0を入力します。
返済期間 → 先ほどと同じです。
返済方法 → 先ほどと同じです。
借入金利 → 1.5%を入力。「初回から」のみに入力してください。

116,013円と出ました。
まずは全期間固定で借りた場合を想定します。
次に金利だけ変えて入力してみてください。

例えば変動金利0.625%なら、100,464円になります。
変動で借りる場合は、将来の金利上昇を想定します。

たとえば金利が2%上がって2.625%となった場合との差額、37,542円(138,006-100,464)程度上がっても問題なく返せるよう、その分の貯蓄は確保していきたいところです。

これでだいたいの目安がわかりますが、無理のない資金計画を立てるときは、しっかりとライフプランを立てることが欠かせません。

こちらもご参考にどうぞ。
住宅資金計画が大切な理由